よっしーのお手伝い日記(3)

この小学校の運動会は、以前にもお手伝いをしたことがある。その時は2人で撮っていたが、今回は「あっぷるこあ」の脇田さんを交え、3人体制だ。予定では、19日(土)本番、20日(日)は雨等で延期になった場合の予備日に当てている。

各種目ごとに役割とカメラ位置を書いた資料をメールで受け取る。
高橋さん(ゆうばりビデオグラファー)と脇田さんはフィールドの外から各種目を撮り、私はフィールドの中に入って、近くから児童を撮るようだ。

私の撮影ノート(※撮影の仕事をした時には、撮影内容や所感をノートにメモっている)に書いたものを読み返してみる。前回は、熱中症気味で、辛い思いをしていたらしい。そうか、ここから本格的に、運動会の熱中症を注意するようになったのか。
今回は、帽子はもちろんのこと、登山用の通気性の良いズボン、スポーツ用のポロシャツ。寒い場合に備え、通気性の良いスポーツ用の上着を用意。以前の、ジーパンに、綿のポロシャツに比べれば、かなりスポーティな装いである。

私は、小型カメラ(ハンディカム)とそれに合った三脚なので、持ち物は軽い。バッテリーは大き目のものを2個用意した。ハンディカムと言っても、LANCのリモコンが使えるので、わりとそれっぽい映像になる。

明日の本番の待ち合わせは、朝6:00。高橋さんの小田原方面のお手伝いは、だいたい前泊をする。
夕方、小田原に到着、あらかじめ予約していたビジネスホテルへ向かう。

明日は、午前が雨、午後が晴れの予報。高橋さんから何度か、明日の連絡のメールが入る。明日は少し時間を遅らせて開始するとの判断らしい。合流を朝7:00に変更。

前日の夜などは、イメージトレーニングをする場合が多い。中には、カメラと三脚、リモコンを使って、イメージする場合もある。納得がいくように、一通りのイメージやリモコン操作をシミュレーションする。

7:00、ホテル前に高橋さんが迎えに来た。脇田さんも同乗している。
開口一番、今日の運動会は延期との連絡があった旨が告げられる。ホテルへ行き、今日の予約を入れる。

近くの喫茶店で、資料を見ながら、運動会の打ち合わせをした。私は、しゃがんで低い位置からの撮影。
去年一度、一日しゃがんでの運動会の撮影をやったが、足がパンパンでガクガクで、けっこう大変な思いをした。しかし、今回は休める演目もあるので、どうにかなるだろう。
カメラ位置はだいたい決めているものの、フィールドの中に入るということは、その時々の判断が重要になりそうだ。

脇田さんと別れた後、高橋さんの案内で小田原の港と、かまぼこ工場を見学する。高橋さんと別れた後は小田原城を見学に行き、15:00ビジネスホテルに行く。
もう一度、イメージトレーニング。

6:00、高橋さんと脇田さんと合流。

寒っ!!
暑くなることを前提の服装なので、この寒さの用意がない。とりあえず、普段着用のTシャツを中に着ることにした。それでも、ずいぶんマシになった。

現地に到着し、カメラの準備を行う。校舎の2階に全景が入る固定のカメラを設置する。点描カットを数点。高橋さんのDVDのオープニング等に使うものだが、あまり長い時間には しないようだ。
脇田さんのカメラは、NDフィルタが内蔵されてないらしく、NDフィルタをレンズに取り付けていたが、セッティングが難しそうだった。

高橋さんと脇田さんは定位置に。私も想定の位置にスタンバイ。
開会式。朝礼台付近をきちんと撮れるのは私のカメラだけだ、という勢いで臨む。
目標があるものは撮りやすい。準備体操や、ダンスもそうだが、誰を撮るでもないものは、どう撮るのが正解か、未だに答えが見つからない。

今日は雲が早く、明暗が交互に繰り返される。私はハンディカムで、難しい設定はしていないが、明るさだけは手動で調整していたので、ずっと細かく調整していた感じだった。
私の場所は、ほぼ炎天下なのだが、寒さもあって、意外と心地よい。リレーなど、私の出番がない時は、日陰になる場所で待機。カメラは回しっぱなしだが、待機の時は、カメラワークの練習をしていた。
高橋さんはずっと日陰で、薄いウィンドブレイカーのようなものを着ていたが、それでも かなり寒がっていた。

しゃがんでの撮影は、午前中は良かった。午後から、だんだん膝が痛くなり、種目を2つ3つ残すあたりでは、しゃがんでしまうと、どこをどう曲げても膝が痛い。それでも集中を切らすまいと、耐える。
昔から、運動すると膝を痛めるのが難だ。冷却スプレーを使うと、次の日には良くなっているのだが、今度から検討をしてみよう。

帰りの電車の中では、脇田さんとビデオ談義だった。